タバコをついにやめた...

こんにちわ〜、シロ熊です。

本日のトピックは禁煙です!

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↑ タバコの吸い殻、ミラン、イタリア

タバコをやめる決意

私はもう40代ですがタバコは18の時から吸い始めてました。20年の年月をタバコを吸いながら不健康に暮らしていました。普段から吸っていた銘柄はミディアムかブレンド27というマルボロのタバコです。90年代、00年代はアメリカではひと箱2ドルから5ドル程度でそんなに高くないので誇り無い喫煙者としてプカプカ吸ってました。

30代になってだんだん健康に片目を開けながらニコパッチなど試してみましたが、まったく効果がありませんでした。そのころには値段が一箱6ドル、7ドルには上がってました。値段が上がったらやめるのかと言われたら、吸っている人は同感出来ると思いますが、やめないですね。ただ、さすがに体の調子が悪くなるとやはりタバコが原因かなーとか思いつつもベランダでタバコを吸ってました。この時点ではもう自分で購入した(自称)立派な家があるので、場所関係なく吸えますので、ベランダで椅子に座って、のんびり酒を飲みながらタバコを吸っていました。めっちゃリラックスできます。

実際タバコをやめる決意をしたのはアメリカのメリーランドとバージニアからカリフォルニアに移転したときです。2016年後半ぐらいになりますが、30代中盤になったところです。まずカリフォルニアのタバコの値段は異常です。ひと箱9ドル10ドルは余裕にかかってました。

f:id:bdenigma:20200328052212j:plainしかも、カリフォルニアの家、賃貸のアパートですがほとんど全面禁煙です。タバコを吸うだけでアパートから20メートル離れた暗い道で吸わないといけませんでした。結局いちいち外に行かないといけないのと、タバコの値段、(健康方面も考慮)、を考えてタバコを本気でやめる決意をしました。

 

病院で相談、薬を処方

タバコをやめるのを決意をして妻と丁度一年一回の身体検査に行ったとき、お医者さんに相談したところ、すぐに薬を処方するから試してみなと言われました、最初、薬って...なんて思ってましたが、何となく試してみました。

処方された薬はブプロピオン( ウェルブトリン)というニコチン拮抗薬です。カウンターには売っていないので、お医者さんよりの処方オンリーだと思います。お医者さんに聞くと本当は精神安定剤の役割が有り、その副作用としてタバコがまずくなるので多くの喫煙者がタバコをやめていったと聞きました。少しきになったのが、タバコは普段通り吸ってもいいけど、ちゃんと薬は飲んでからタバコを吸えと言われましたわ。頭の中でそんなの効くわけないやんと思いながら一日二回食後に飲み始めました。

ウィキペディア参照

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薬を飲んだ体の反応

最初の数日、処方された薬を飲み始めて数時間で水がめっちゃ欲しくなったり、朝なのに眠気がしたりいろいろ訳わからん副作用がありました。それでも言われた通り薬を飲んでタバコは吸いたいときに吸ってました。水の欲しさや眠気はなかなか慣れないです。一週間後に何となく変な習慣を掴めたと思った時でした、いつものようにタバコを仕事合間に吸っていた時、あれ!?タバコがまずいと気が付きました。何故かあのタバコの一服感、満足感がないのです。しかも、まずあり得ない仕草、タバコを半分吸って捨ててしまいました。もったいない!と思いながら、薬効いてるのかもと思いつつ、すぐさま嫁に報告すると、すごい!と褒められて、もっと薬飲んで、もっとタバコ吸えと言われへんな気分でした。体にタバコが不味いことを覚えさせるのが一番と言われ、それもそうかと思いました。これを数週間続けたところ、本当にだんだんタバコがまずくなり、しかもタバコが欲しい思いがだんだん薄れてきました。普段は二日で一箱なので、本数がだんだん減って2,3か月後には一週間で一箱になりました。

あともうちょっと

2、3か月薬を飲みながら不味いタバコを吸ってましたが、このころになると、もうタバコが欲しくて外に行ってるのではなく、外に行ってゆっくりリラックスする仕草のためにタバコを口に入れていました。もちろんもうタバコは不味くて半分も終わらずに捨ててました。それでも一日2回程度吸ってました。

タバコをやめた!

あまり覚えてませんが薬を飲み始めて4-5か月後にはもうタバコは一週間1、2本程度しか捨てなかったような気がします。半年後にはもうタバコは買ってなかったと思います。完全にタバコをやめれてました。6か月かかりましたが、ついに20年吸っていたタバコをやめれました。

完全禁煙後の体の変化

タバコをやめた後の体の変化は少しづつ気が付きました。まず、やめて間もなくですが、たんがやけに出ます。多分肺が汚いものを出しているようです。それに伴い、数か月後にはたんや喫煙者特融の咳も止まりました。顔のニキビやお肌もきれいになったと妻に言われました。禁煙後6か月から12か月は体が少しづつ変わって来ます。鼻もよく詰まってましたが、それもだんだん治り、食べるものの本当の味、美味しさがだんだんと鮮明になってきてました。もちろん体の方も調子よくなり、健康になる感じがありました。

アジア、ヨーロッパはタバコ誘惑だらけ

正直な話、たま〜にヨーロッパ、アジア(日本)に行った時、周りが吸うし、タバコが安いので誘惑に惑わされ、ちょい吸ったりしてました。もちろん妻には正直に自白してました。なんでしょうね、ヨーロッパやアジアは吸うのが普通と思いつつ、だめだと思いながら弱気になって吸ってました。後、一回やめれてたからもっかいやめれるっと思ってたのでそれも逆に吸っちゃう理由にしてたかも... 正直わかんないです... 

またアメリカに帰って来てタバコは... 

実際、アメリカに帰ったとたん、薬も飲まずにさっと止めれてました。本当にアメリカに着いた当日からまったく吸わないです。多分ですが、アジアやヨーロッパに行ったとき、できるだけ中毒性のないタバコ、たとえばマルボロの代わりにアメリカンスピリッツ(ほんまかわからんけど、全部自然の中毒性化学物質無しのタバコ?)を吸ってて、アメリカに帰った当日から禁煙出来ました。全然タバコの欲しさ(クレービング)がなかったです。ほんまに〜!

もう吸ってません!

ま〜こんな感じでタバコをやめたり、チョイ吸いしたりもう一年以上立ちます。結果として、今2020年一月現在、タバコは全く吸っていません。日本ではブプロピオン( ウェルブトリン)は処方出来ないと思いますが、アメリカで禁煙をしたい方々、すぐにお医者さんに行って処方してもらってはどうですか?おもんないですが、どこかで誰かの助けになると思い、私の禁煙経験談をつづりました。

ほなねー